トルコ土産
2010年04月16日(Fri)
だらだら
一月に母とその旦那がトルコに旅行に行きまして、いろいろとお土産を貰ったのですが、その中に手編みの靴下がありました。
分厚くてその上からは靴がはけないので、ハイソックスですがうちの中で履くルームソックスにしていたのですが、その靴下で、ずっと気になっていたことがあります。
模様編みの柄が編み間違ってんですよね、あからさまに、明らかに両方。
お土産だってことは、たくさん作らなきゃならなくてスピード重視だろうし、そのせいで編み間違いでもしたのかな〜と思ってたんですが、どちらも一か所ずつ間違ってんのが可笑しくて、ずっと気になってたんですが、
その謎(ってほどでもないけど)が、先ほど、買い物帰りの本屋で立ち読みした「毛糸だま」で氷解いたしました!
その本の中にトルコの「イーネオヤ」に関する記事があったんですが、そこに、イーネオヤは完璧には作らない、というくだりがあったんです。
完璧に作ると、他人の嫉妬や羨望を買うから、なのだそうです。だから、必ずどこか一か所「わざと」間違える、らしいのです。
これを読んだ瞬間、あれだ〜〜〜!!と思いました。
そうだったのか、靴下!!間違ってやがるなかわいいな〜、なんて思ったりしてゴメン!
そういえば、トルコ、というか、イスラム圏では、人からものを羨ましがられたりすると、そのものに「邪視」と呼ばれる悪いものが付いてしまうので、それを避けたり、もし羨まれたりしたら、そのもの自体をあげてしまったりする、という話を聞いたことがありました。
トルコ土産でよくある、ガラス玉に丸い模様のついた、田舎に行くとよくある鳥よけのバルーンに似たやつも、邪視よけのお守りなんですって。
ちゃんとしたらできるものをわざと間違ってまで、避けたいものなんですなぁ。
今度から編み間違いを編み部の部員に発見されたら、この方法で切り抜けようと思いますw